LINEUP 音楽でできた人生をあゆむということ

TALK@STUDIO38
11/01

音楽でできた人生をあゆむということ

いつも“もうひとつの音楽”をおしえてくれる貴重な音楽人お二方の対談が実現! Tom’s CabinもSXSWも、いつも異端者扱いで始まりました。日本で新しい洋楽シーンを生で聴きたくともだれも呼んでくれないならと、約40年前小さなプロモーターが投じた一石。だれも知らないSXSWを日本に紹介しながら日本の音楽を海外へ橋渡しして20年。いつも先んじて孤高の音楽人生道を歩み続ける麻田浩さんのわびとさびを、音楽評論家の北中正和さんが聞き出します。

麻田浩

Tom’s Cabin代表。SXSW Asia代表。1944年横浜生まれ。大学生時代にマイク真木らとモダンフォークカルテットを結成。カレッジフォークを代表する人気バンドとなり65年アメリカのショー出演のため渡米3か月ツアーを経験。67年単身在米中ボブ・ディラン、ジョニー・ミッチェルらシンガーソングライター黎明期をリアルタイムに体験以来自身の活動の原点に。76年海外招聘コンサート会社「トムスキャビン」を設立。トム・ウエイツ、レヴォン・ヘルム、エルビス・コステロ、トーキング・ヘッズら数多くの海外アーティストの日本公演を手掛ける。現在、クロスFM「ミュージック・プラネット」ナビゲーター、季刊タブロイド紙「OFF SEASON」でエッセイ連載中。

北中正和

音楽評論家。1946年奈良市生まれ。1970年代からロック、ポップ、ワールド・ミュージック、Jポップなどの紹介・批評にたずさわっている。2000年から2012年までNHKFM『ワールド・ミュージック・タイム』DJを担当。著書『ロック』『にほんのうた』『毎日ワールド・ミュージック』他多数。編・著書『事典 世界音楽の本』『細野晴臣 エンドレス・トーキング』『世界は音楽でできている』他多数。wabisabiland主宰。